今年発売が見込まれる3種類のiPhoneのうち、現行のiPhone Xの後継機種となる有機EL(OLED)搭載の5.8インチモデルが、一番安価となる可能性が浮上しています。
製造コストが10%以上安くなる
台湾DigiTimesはAppleのサプライチェーンから得た情報から、第2世代iPhone Xと称される5.8インチOLED搭載iPhoneの製造コストが、現行のiPhone Xよりも10%以上安くなるようだと報じています。
これまでの情報によると、今年秋の発売が噂されているのは、現行のiPhone Xの後継版となる5.8インチOLED搭載iPhone X、6.5インチOLED搭載のiPhone X Plus、そして6.1インチTFT液晶ディスプレイ搭載iPhoneの3モデルです。
第2世代iPhone Xが一番安価なモデルになる可能性
これまでは6.1インチ液晶搭載モデルが、他モデルよりも一部機能を減らすことで、一番安価なiPhoneになるといわれてきました。
しかしDigiTimesは、最新のエンジニアリング・サンプルから、5.8インチiPhoneを構成する部品のスペックやメモリ容量が、6.1インチ液晶搭載iPhoneに劣ることがわかったと伝えています。
そのため3種類の次期iPhoneのうち、5.8インチの第2世代iPhone Xの価格が一番安くなる可能性があると、DigiTimesは見ています。
SamsungがOLEDの値下げに応じた?
また第2世代iPhone Xの製造コストが下がるもうひとつの理由として、現行のiPhone Xの需要低迷から、同iPhone向けにOLEDを供給するSamsungへのOLED発注数をAppleが削減、Samsungが次期iPhone向けOLEDの供給契約において値下げに応じたため、と同メディアは説明しています。
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